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リモートからリモートデスクトップを許可する

photo credit: EL JOKER THE PYRA via photopin (license) 

■リモートからリモートデスクトップを許可する

【環境】
サーバー:Windows Server 2008 R2 SP1
クライアントPC:Windows 7 Professional

とある理由で、サーバーがリモートデスクトップ接続を許可しない設定になってしまったため、別のPCから以下の方法でサーバーのリモートデスクトップ接続の許可設定を行った。

1.レジストリエディタを起動する。
2.「ファイル」→「ネットワークレジストリへの接続」を開く
3.リモートデスクトップを許可したいサーバーのコンピュータ名を入力する

キー:HKLM¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Control¥Terminal Server
値の名前:fDenyTSConnections
型:REG_DWORD
値:0

デフォルトでは上記の値は1に設定されており、リモートデスクトップは
許可されていない。
許可するためには値を0に変更する。

GUI画面からリモートデスクトップを許可した場合、ファイアウォールの除外設定も自動的に行われるが、上記のようにレジストリ設定で行う場合は、ファイアウォールの除外設定は行われない。
そのため、ファイアウォールの許可設定も同様に、リモートからレジストリ設定で行う。

■リモートからファイアウォールの許可設定

1.レジストリエディタを起動する。
2.「ファイル」→「ネットワークレジストリへの接続」を開く
3.リモートデスクトップを許可したいサーバーのコンピュータ名を入力する

キー:HKLM¥SYSTEM¥CurrentControlSet¥Services¥SharedAccess¥Parameters¥FirewallPolicy¥FirewallRules
値の名前:RemoteDesktop-In-TCP
型:REG_DWORD
値:v2.10|Action=Allow|Active=FALSE|Dir=In|Protocol=6|LPort=3389|App=System|Name=@FirewallAPI.dll,-28753|Desc=@FirewallAPI.dll,-28756|EmbedCtxt=@FirewallAPI.dll,-28752|
※上記の「Active=FALSE」を「Active=TRUE」に変更する

上記設定後、特にOS再起動を行うことなくリモートデスクトップで接続できるようになった。

【参考】
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0505/14/news016.html

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