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WORKGROUP環境でHyper-Vマネージャを利用する

photo credit: 5thLuna via photopin cc

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ワークグループ環境の場合、クライアントPCからHyper-VマネージャーでHyper-V Serverを管理するには、ドメイン環境とは異なる設定が必要になり、結構面倒です。
が、WEB上に公開されている「HVRemote」を利用すると、簡単に接続できるようになります。

【環境】
サーバー:Hyper-V Server 2008 R2
クライアントPC:Windows 7 Pro

接続するまでの手順:

1.クライアントPCにHyper-V管理ツールをインストールする。

2.以下のWEBサイトからHVRemote.wsfをクライアントPCでダウンロードし、Hyper-Vサーバーの任意の場所にコピーする。

【Hyper-V Remote Management Configuration Utility (HVRemote)】
http://code.msdn.microsoft.com/HVRemote

3.Hyper-Vサーバー側で「3)ローカル管理者の追加」を選択し、ユーザーを作成する。
※クライアントPC側でHyper-Vマネージャを利用するユーザーと同じユーザー名・パスワードにすること

4.Hyper-Vサーバー側でHVRemote.wsfをコピーした場所に移動し、以下のコマンドを実行する。

コマンド:csciprt hvremote.wsf /add:<ユーザー名>

5.Hyper-Vサーバーを再起動する。

(ここから↓はクライアントPC側の作業になります)

6.コマンドプロンプトを起動してHVRemote.wsfが保存されたディレクトリに移動し、以下のコマンドを実行する

コマンド:cscript hvremote.wsf /anondcom:grant

7.クライアントPCを再起動する。

再起動後にHyper-Vマネージャを起動し、Hyper-Vサーバーに接続できることを確認する。

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